出産レポその②。
タクシーで夫と共に病院に向かったマルキョウ。
タクシー運転手にひやひやするも、無事病院に到着、内診!!
なぜか運転手さんがいつもと違う道を通るのでかなり不安になる。
が、運転手さんなりにショートカットしてくれていたみたいで、無事病院に到着。出産日は雨が降っていて、夫が傘をさしてその中にはいりつつ歩いて救急窓口にいったのですが、この時点で歩くの大変でした……
(息も絶え絶えな感じ)
滑りそうなので夫なりに支えようとはしてくれたのですが、下手に支えられるよりも結局、夫の肩を片手でつかんでいく男前なスタイルで歩くことに。(時間外だったので救急窓口から入っていったのです)
産科病棟までいき、まずは診察を~と診察室に通される。
そこには立派な内診台が鎮座しておりまして……
「ええ、またここで内診するの……?」
と軽く絶望する私。
なぜって内診ってことはまたこの折角着替えてきた服をぬいで、座って~ってこの痛みの波のなかで無理!って思いました。けど内診しないことには陣痛室にいけません。
しかもこの内診室、椅子がない!(外来の内診室にはあったのに)
え、立ったままこのレギンスを脱ぐんですか?無理無理!
(妊婦にとって立ったまま服を脱ぎ着するのは大変なことなのです。)
どうしようもなく、内診台の上に座って着替えることに。
着替えてから座ってくださいね~とかいわれたような気もしますが正直覚えてません。
内診ぐりぐり激痛のうわさ。私の場合、そこまで痛くなかったです。
そして内診。昼の時点での内診でも思ったんですけど、いわゆる臨月内診で子宮口ぐりぐりするのが激痛!っての聞きますが、私はそれほど……なんか「お、おお、大丈夫か?」って感じに結構ぐりぐりっとされる感じだけで。子宮口3センチくらい開いてますね~とのことで入院決定。
ギャグのような本当の聞き間違い。「えーと」と「ベッド」
さて入院といえば部屋です。陣痛室です。
助産師さんにベッドのお部屋とたたみのお部屋どちらがいいですか?と聞かれたんですよ。
(正直どうでもいいよ……)と思いつつ、
「えーと……」といったら「ベッドですね、わかりましたー」との返事。
聞き間違いですね。
昔の英語ギャグにこんなんありましたね~(チケット何枚?って聞かれて、「えーと」っていったら8枚出てくるっていうやつ)とか思ってる余裕すらなく、「はい、もうそれでいいです……」とベッドの部屋に決定。
出産前の痛みは歩く、着替えるのすら大変!!
ひとまず陣痛室まで歩く。昼の診察のときみたいにすたすたとはもう歩けません。とはいえ短距離なのでなんとか歩けました。
なんとなく薄暗い陣痛室。
あ、でもベッドがある!やっと横になれる!
と思ったらまさかの助産師さんからの一言。
「まず検尿してから、こちらのシートをつけてくださいねー」手には紙コップとお産用パッド。
え、またこのレギンスを脱いで……?(以下略)
しかしそれどころではないのでなんとか頑張ってトイレにて検尿とお産用パッドをつける。
お産用パッドの凄さにビビる
このお産用パッド、後でもかきますがなかなかすごいやつなのですよ!生理用ナプキンみたいなものかなーと思ったらまさかの大きさ。キャンパスノートくらいかな?
しかもふっかふかに分厚い。下着につけるもなにも、もう敷く、くらいの感覚。パッドの上から下着つける感じでやっとこさ履く。
この間にも陣痛の波は容赦なくきます。すでに5分くらいの間隔で痛みが来てました。痛みが去ってもすぐ動けるわけではないし、冬というのに汗かいて暑いわ、少しでも風くると汗冷えて寒いわ、もう体全体が大変です。
このときが6時すぎくらいでしたかね。こっから二時間程度、この痛みも体もめまぐるしく変わっていきます。
さらに続きます。