最近、下界におりられるようになりました。
今日は寒かったとか、大雨だったとか、全然気づきません。実母の手伝いにより洗濯もまかせっきりだったので、外の天気を知る方法が天気予報という始末。
何せ産褥期でしたからね、出産という大仕事終えたあとだったのでそりゃ体もそんなに回復してない(体の中のいろんなところが裂けたり傷だらけで出血が続く状態。)し、何よりわが子を見てなくてはいけないので、外出る発想がそもそもないのです。
外に出ること→下界におりるにちかい感覚ということです。
それが、産後3週目くらいに風邪になって、病院へいくために外に出てみまして、このときはふらふらだったのであー寒いなーくらいの感覚でしかなかったのですが、4週目くらいに普通にただの散歩にでる機会があったのです。
(我が子は実母に預けた上で、一人で外に出ております。預かってくれる人がいるってのはいいことですよね。)
そんなに長く散歩はしなかったですけど、外はやっぱり気持ちよかったですね。不思議なのは、もう妊娠中にふうふう言いながら歩いていた感覚が思い出せないってこと。今も妊娠前の元気なときほどしゃきしゃきは歩けないのですが、後期妊婦ならではの、お腹重い……からだしんどい……みたいな鈍重な歩みはもう体感覚としてわからなくなってます。
お腹が大きいのが普通、がずっと続いてたのに、たった1ヶ月くらいでもうその感覚を忘れてしまってる。それがさびしくもあったり、安心でもあったり。
出産レポなんかもかいてましたけど、もうリアルな感覚は思い出せないようになってますしね。どんだけ痛かったか~とか……うん、苦しかったよねえ。くらいで。その場の臨場感たっぷりに覚えてるのはむしろ立ち会った夫のほうなのではないでしょうか。
女性は忘れていくから、何回も出産できるってのは本当だったみたいです。女らしさとかいう分類はあまり好きではないのですが、出産経験だけをいうとその傾向は多少あってしょうがないのかなと思うようになりました。
直感、感情優位で、都合よく忘れる。なんかだめな人っぽいんですけど、これ出産子育てに関して言えば必要なスキルだと思うんですよね。過去記事にも書きましたね。妊婦体験は、少しSF
言い訳めいてますけどね……;開き直りも大切なスキルです!