マネーフォワード クラウド確定申告の個人向けプランが、2026年12月1日(火)に料金改定されます。とくに利用者の多い「パーソナルプラン」は、年払いで15,360円から22,560円(税抜)へ、月払いでは月1,680円から2,880円へと大きく上がります。
この記事では、マネーフォワードの公式のお知らせ(2026年9月24日掲載)をもとに、プランごとの値上げ額、すでに契約している人にいつから新料金がかかるのか、確定申告シーズンを前に今できる対策をまとめました。
この記事のポイント
- パーソナル:年払い15,360円→22,560円(+7,200円)、月払い1,680円→2,880円(年+14,400円)
- パーソナルミニの年払い10,800円は据え置き。パーソナルプラスは年35,760円→38,160円
- 既存ユーザーは12月1日以降の更新から新料金。11月中に年払いで契約・更新すると、次の更新まで旧料金
- パーソナル・プラスの「AI-OCRから入力」のオプション料金は12月1日から廃止
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料金改定の内容(プラン別)
| プラン | 改定前 | 改定後(2026年12月1日〜) | 年間の差 |
|---|---|---|---|
| パーソナルミニ(年払い) | 10,800円 | 10,800円(据え置き) | 0円 |
| パーソナルミニ(月払い) | 月1,280円 | 月1,680円 | +4,800円 |
| パーソナルミニ アプリプラン(月払い・税込) | 月1,500円 | 月1,880円 | +4,560円 |
| パーソナル(年払い) | 15,360円 | 22,560円 | +7,200円 |
| パーソナル(月払い) | 月1,680円 | 月2,880円 | +14,400円 |
| パーソナルプラス(年払い) | 35,760円 | 38,160円 | +2,400円 |
※アプリプラン以外は税抜。公式のお知らせより。
すでに使っている人はいつから値上げ?
公式の案内では、2026年12月1日時点で改定前のプランを契約している場合、12月1日以降に更新される契約から新料金が適用されます。
- 月払い:12月1日以降の最初の更新日から新料金(例:11月15日に契約した場合は12月15日の更新から)
- 年払い:次の年の更新日から新料金(例:2026年11月15日に年払いで契約した場合は2027年11月15日の更新から)
- アプリプラン(App Store・Google Play経由):最初の更新で新料金にならない場合があり、ストアからの価格変更の案内で確認
つまり、これから使い始める人も、11月中に年払いで契約すれば1年間は旧料金(パーソナルなら15,360円)で使えることになります。
今できる対策
対策1:パーソナルを使うなら、11月中に年払いで契約・切り替え
月払いでパーソナルを使っている人は、12月の更新から月2,880円になります。年払いに切り替えるだけで、新料金でも年22,560円(月払いなら年34,560円)と差が出ます。11月中に年払いにすれば、1年間は15,360円です。切り替えの手順や日割りの扱いは、会員画面や公式サポートで確認してください。
対策2:消費税の申告が不要なら、パーソナルミニ(年払い)を検討
パーソナルミニの年払いは改定後も10,800円のままです。ただしパーソナルミニは消費税の申告に対応しておらず、レシート撮影は月15件まで、請求書作成もできません。インボイス発行事業者として登録していない(免税事業者の)人で、取引が少ないなら候補になります。
対策3:ほかの会計ソフトの料金と比べる
値上げを機に、他社も比べておくと安心です。たとえば「やよいの青色申告 オンライン」は、2027年3月15日までの申込みでセルフ・ベーシックプランが初年度無料(2年目以降は年11,800円/22,800円・税抜)です。乗り換えは帳簿の移し替えが必要なので、確定申告が終わった後の年初がおすすめです。
| プラン | 1年目 | 3年間の合計(税抜) |
|---|---|---|
| MF パーソナル(11月中に年払い契約) | 15,360円 | 60,480円 |
| MF パーソナル(12月以降に契約) | 22,560円 | 67,680円 |
| MF パーソナルミニ(年払い) | 10,800円 | 32,400円 |
| 弥生 セルフ | 0円 | 23,600円 |
| 弥生 ベーシック(電話サポート付き) | 0円 | 45,600円 |
3社(弥生・マネーフォワード・freee)の詳しい比較は「個人事業主の会計ソフト比較|3年総額と選び方」でまとめています。
あなたはどうする?状況別の対応表
| 今の状況 | 12月1日以降どうなる? | おすすめの対応 |
|---|---|---|
| パーソナル・月払いで使っている | 12月以降の最初の更新日から月2,880円 | 年払いに切り替えるか、プランを見直す |
| パーソナル・年払いで使っている | 次の更新日まで今の料金。更新後は年22,560円 | 更新日の前に、次の1年の使い方を検討 |
| パーソナルミニ・年払い | 年10,800円のまま(据え置き) | 消費税申告が不要なら継続で問題なし |
| パーソナルミニ・月払い | 月1,280円→1,680円 | 年払い(10,800円)にすると年9,360円安くなる計算 |
| パーソナルプラス | 年35,760円→38,160円 | 電話サポートが必要か見直す |
| これから使い始める | 11月中の契約なら1年目は旧料金 | 年払いで11月中に契約するのが最も安い |
※パーソナルミニの月払いを年払いにした差額:改定後の月払い1,680円×12か月=20,160円と、年払い10,800円の差。
改定後の料金を他社と比べると
値上げ後のマネーフォワードを、主な会計ソフトの年額(税抜・年払い)と並べるとこうなります。
| ソフト・プラン | 年額(税抜) | 電話サポート | 備考 |
|---|---|---|---|
| MF パーソナルミニ | 10,800円 | なし | 消費税申告は不可 |
| MF パーソナル(改定後) | 22,560円 | なし | 消費税申告・請求書作成に対応 |
| MF パーソナルプラス(改定後) | 38,160円 | あり(操作方法) | |
| 弥生 セルフ | 11,800円(初年度無料) | なし | 2027年3月15日までの申込みで初年度無料 |
| 弥生 ベーシック | 22,800円(初年度無料) | あり(契約期間中10回まで) | 同上 |
| freee スターター | 11,760円(月額換算980円) | ― | 当サイトは広告なし・参考 |
改定後のパーソナル(22,560円)は、弥生ベーシック(22,800円・電話サポート付き)とほぼ同じ価格帯になります。銀行・カードの自動連携の使い勝手や、すでに入力しているデータの移行の手間も含めて判断しましょう。
乗り換えを考えるときの注意点
- 会計データは年の途中で移すと手間がかかる。乗り換えるなら確定申告が終わった後の年初がよい
- 前年の決算書(貸借対照表)の残高を新しいソフトの開始残高として入力する
- 固定資産台帳(減価償却中のパソコンなど)も移す必要がある
- 銀行・カードの連携設定はやり直しになる
確定申告シーズン前にやっておきたいこと
料金改定のタイミングは、令和8年分の確定申告(2027年2月16日〜3月15日)の直前です。プランを決めたら、11〜12月のうちに1〜10月分の記帳を終わらせておくと、2月に慌てずに済みます。準備の流れは「令和8年分の確定申告スケジュール」でまとめています。
よくある質問
Q. 年払いの途中で値上げされますか?
されません。公式の案内では、新料金は12月1日以降の「更新」から適用されます。年払いの契約期間中は、次の更新日まで今の料金のままです。
Q. 「AI-OCRから入力」の料金はどうなりますか?
パーソナル・パーソナルプラスでは、AI-OCRから入力の機能のオプション料金が12月1日以降の利用分から廃止されます(更新時期とは関係ありません)。
Q. パーソナルミニに変えるとデータは消えますか?
プラン変更の扱いや機能の制限は、公式のサポートページで確認してください。パーソナルミニは消費税申告や請求書作成ができないため、インボイス登録している人には向きません。
まとめ
マネーフォワード クラウド確定申告は、2026年12月1日からパーソナルプランを中心に値上げされます。パーソナルを使う人は11月中の年払い、消費税申告が不要な人はパーソナルミニ(年払いは据え置き)、費用を抑えたい人は弥生の初年度無料も比べてみましょう。


