高速情報協同組合とエヌビーシー協同組合のガソリンカードを徹底比較!どっちを選ぶべきか特徴・違いを解説

高速情報協同組合とNBC協同組合のガソリンカードを比較検討するチーム クレジットカード
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個人事業主や新設法人の経営者にとって、日々のガソリン代の経費管理をいかに簡素化するかは、業務効率を高めて本業に集中するための極めて重要な課題です。そんな中、「クレジット会社の与信審査なし」で発行でき、設立直後や独立直後であっても作りやすいと評判なのが、協同組合が発行する「法人ガソリンカード(給油専用ハウスカード)」です。一般的な信販系法人カードの厳しい審査で断られてしまった事業者であっても問題なく作れるため、スタートアップ期の強い味方として広く知られています。

しかし、いざインターネットで協同組合型のガソリンカードを調べてみると、必ずと言っていいほど名前が挙がる二大巨頭が存在します。それが、高速情報協同組合エヌ・ビー・シー(NBC)協同組合です。どちらも同じような協同組合の仕組みでカードを発行しているため、「一体何が違うのか」「うちの会社にはどちらが合っているのか」と頭を悩ませる方も非常に多いのではないでしょうか。どちらの組合も、出資金や手数料、後払いサイクルなど共通する部分が多く、一見すると違いが分かりにくいのが実情です。そのため、どちらが良いか決めきれずに導入を先延ばしにしているケースも少なくありません。

そこで今回の記事では、高速情報協同組合とエヌ・ビー・シー協同組合のガソリンカードについて、利用可能なガソリンスタンドのブランドや店舗網、発生する費用、支払いサイクル、組合としての事業規模や信頼性、さらには手続きのしやすさに至るまで、多角的な視点から徹底的に比較・検証します。実体験や利用者の口コミを踏まえ、最終的にどちらのカードを選ぶべきかの判断基準を明確に示しますので、ぜひ自社の給油環境や事業形態に最適な1枚を見つけるための参考にしてください。

📌 この章の重要ポイント
  • どちらもクレジットカード会社のような信販与信審査がなく、新設法人や個人事業主でも作りやすい点は共通。
  • 最大の比較ポイントは「提携するガソリンスタンド(SS)ブランド」で、日常の走行ルートや身近にある店舗網で決まる。
  • 組合出資金はどちらも1万円(退会時返還)で、年会費やカード発行維持手数料も無料であるため、コスト差はほぼない。

協同組合型ガソリンカードの基本スペック比較表

高速情報協同組合とエヌ・ビー・シー協同組合がそれぞれ提供しているガソリンカードの基本仕様や、運営組織の基礎データを一覧表で比較しました。まずは全体のスペックを俯瞰してみましょう。

比較項目 高速情報協同組合ガソリンカード エヌ・ビー・シー協同組合ガソリンカード
信販与信審査 なし(組合独自の加入審査) なし(組合独自の加入審査)
主な提携ブランド(SS) 出光&昭和シェル(アポロステーション) ENEOS(エネオス)および出光など
組合出資金(初期費用) 10,000円(※組合脱退時に全額返還) 10,000円(※組合脱退時に全額返還)
カード年会費・発行手数料 無料(永年無料) 無料(永年無料)
毎月の事務手数料 無料 無料
支払いサイクル 末締め、翌々月27日〜末日口座振替 末締め、翌々月27日〜末日口座振替
運営組合の本部所在地 福岡県北九州市(全国対応) 東京都品川区(全国対応)
カード以外の主な事業 ETCカード共同購買、各種情報提供 ETCカード、外国人技能実習生・特定技能支援など

スペック表から直感的に理解できるように、金銭面におけるランニングコストや支払いルール、初期費用といった「財務上の仕様」にはほとんど差がありません。どちらの組合も、非営利の協同組合としての枠組みを最大限に活用し、加入者の自己負担を最小限に抑えるよう配慮されています。そのため、選定を左右する本質的なポイントは、財務スペックではなく「給油するブランド(出光・昭和シェルか、ENEOSか)」および「各組合が他に展開しているビジネス上の付き合い(特に実習生制度など)」の2点に絞られることになります。

なぜこのように条件が似通っているのかというと、どちらの組合も「中小企業等協同組合法」という同じ法律に基づいて設立された非営利の認可法人であるためです。組合員たる中小企業や個人事業主をサポートするために、無駄な利潤を追求せず、スケールメリット(大量一括購入)を還元する目的で運営されています。そのため、価格設定や手数料の構造が非常に似たものになるのです。

📌 この章の重要ポイント
  • 出資金1万円、年会費・手数料無料、末締め翌々月末支払いといった金銭条件はほぼ完璧に一致。
  • 両組合の最大の違いは、ガソリンカードとして提携している石油元売りの主力ブランドにある。
  • エヌ・ビー・シー協同組合は実習生の受入れ事業など手広い展開をしており、組織としての成り立ちや得意分野が異なる。

比較ポイント①:利用可能なガソリンスタンドと店舗網

ガソリンカードを選ぶ際、最も重要であり、実際の業務効率に直結するのが「自社や従業員が日常的に給油するルート上に、提携先の店舗がどれくらい存在するか」という点です。どんなに優れたカードであっても、使えるスタンドが近くになければ、給油のために遠回りをする必要があり、かえって無駄な時間と燃料を支払うことになってしまいます。ここでは、両組合の対応ブランドとそれぞれの店舗網について詳しく解説します。

高速情報協同組合:出光&昭和シェル(アポロステーション)の強力な店舗網

高速情報協同組合のガソリンカードは、主に出光興産(出光・昭和シェル、現アポロステーション)と提携しています。アポロステーションは、出光と昭和シェルが統合して誕生した新しいブランドで、全国に約6,000店舗以上のネットワークを展開しています。アポロステーション、出光、昭和シェルのいずれの看板が掲げられているSSでも、このカードを使用して一律の条件で給油できます。

出光・昭和シェル(アポロステーション)の店舗網は、主要な国道沿いやインターチェンジの近く、精度高く配置された給油所、そして高速道路のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)内の給油所に非常に多いという特徴を持っています。特に長距離トラックの輸送ルートや、他県への営業出張が頻繁にある事業者にとっては、高速道路上での給油ポイントが多い出光系カードは極めて心強い存在となります。前章で説明した「全国統一価格」を高速道路でフル活用するためには、高速上の給油所に強いアポロステーション系のカードが非常に有利になるため、高速情報協同組合のカードを選ぶ事業主が非常に多い理由もここにあります。高速道路上の給油は、街中の店頭価格よりリッター15円〜20円ほど高いのが普通ですが、アポロステーション系カードがあれば、その差額分が一撃で浮くことになります。

エヌ・ビー・シー協同組合:日本最大のENEOSネットワーク

一方、エヌ・ビー・シー協同組合のガソリンカードの大きな強みは、石油業界最大手であるENEOS(エネオス)との提携カードを選択できる点にあります。ENEOSは日本国内に約12,000店舗以上の圧倒的な数のサービスステーションを展開しており、アポロステーションの約2倍の規模を誇ります。この店舗数の多さは、日本中のどこを走っていてもほぼ確実に近くにENEOSのガソリンスタンドが見つかるという、絶大な安心感につながります。

特に、都市部の住宅街や裏通り、地方の主要ではない県道沿いなど、出光・昭和シェルのスタンドがカバーしきれていないローカルエリアであっても、ENEOSであれば店舗が見つかる確率が極めて高いです。そのため、「近所の狭いエリアを配送車でグルグル回るルート配送」「地域密着型の訪問介護・営業活動」「地元の現場ばかりを往復する建設業」といったビジネスにおいては、どこでも給油できるENEOS系カードが使えるエヌ・ビー・シー協同組合の選択が、利便性の面で一歩リードする結果となるでしょう。

⚠️ カードによって使えるブランドは1種類に限定される
高速情報協同組合であってもエヌ・ビー・シー協同組合であっても、発行されるガソリンカードは基本的に「特定の石油元売り(出光系またはENEOS系など)専用」となります。1枚のカードでENEOSでも出光でも両方使えるわけではありません。そのため、申し込みの前に「自社がどのブランドのスタンドを最もよく使うか」を必ずチェックしてください。自社の駐車場から最も近いスタンド、あるいは営業ルート上のスタンドブランドを確認して決定することが、失敗しないための鉄則です。

このため、最初の比較軸として「自社の主要な移動ルート」を可視化することをおすすめします。もし、高速道路を頻繁に使って長距離移動するのであれば出光系、一般道や地元の路地を細かく走るのであればENEOS系というように割り振ると、無駄なガソリン代と給油のためのロス時間を劇的に削ることができます。

📌 この章の重要ポイント
  • 高速情報協同組合は全国6,000店舗以上の出光・昭和シェル(アポロステーション)系列で利用可能。
  • エヌ・ビー・シー協同組合は日本最大級(約12,000店舗)のENEOS系列で使えるカードを選択できる。
  • 長距離・高速道路の利用が多い場合は出光系、近郊のローカルエリア移動が多い場合はENEOS系が有利。

比較ポイント②:費用・コスト面での違いはある?

次に、両組合に加入してガソリンカードを運用するにあたり、必要となる直接的な費用コストに差があるかを比較します。結論から言うと、直接的な諸経費における差は実質的にほとんどありませんが、その仕組みをしっかりと把握しておくことは予算設計において重要です。

組合出資金1万円(一時預け金)の仕組み

協同組合のサービスを受けるための条件となる「出資金」は、高速情報協同組合もエヌ・ビー・シー協同組合も全く同額の「10,000円」となっています。この1万円はどちらの組合においても掛け捨ての諸手数料ではなく、組合を退会する際には銀行口座への振込手数料なども引かれることなく、全額返還される仕組みです。そのため、初期投資として1万円を一時的にキャッシュアウトする必要はあるものの、資産として計上されるため、最終的な自己負担額は両組合とも0円となります。

また、ETCカードとガソリンカードを複数枚ずつ、何枚追加で発行しても、支払う出資金は最初の1社あたり 10,000円 のみである点も両組合で完全に一致しています。よくある勘違いとして「カードを5枚作ったら出資金も5万円必要になるのか?」という質問がありますが、そのようなことはありません。組合に加入するための出資金ですので、加入者である1社(または個人事業主1名)に対して1万円の預け入れで固定されています。そのため、複数台の車を保有している事業所でも安心して申し込むことができます。

年会費と発行手数料の永年無料制度

どちらの組合も、ガソリンカードの発行手数料および年会費は「永年無料(0円)」です。車載用として10枚発行しても、年会費は1円も発生しません。これに加えて、毎月の利用明細書の発行に関する取扱手数料や、口座引き落とし時にかかる手数料などもすべて無料です。使わずに財布にしまっているカードがあっても、それによる維持コストの負担は一切ありません。使った分だけの給油費用がそのまま後から請求される仕組みです。

支払いサイクル(支払猶予期間)の優位性

口座振替の精算スケジュールについても、両組合ともに「毎月末締め・翌々月末引き落とし」の後払い方式を採用しています。最大で約60日間の金利ゼロの支払い猶予が与えられるため、どちらを選んでも資金繰り(キャッシュフロー)の改善効果は同等です。手元資金の効率的な運用において、両組合の差を見出すことはできません。引き落とし用の銀行口座も、法人口座だけでなく代表者の個人口座を指定することができるため、設立直後で法人口座の開設に時間がかかっている事業者であっても、すぐに運用をスタートさせることができます。

したがって、直接的な金銭コストの観点からは、「どちらを選んでも損得はない」というのが結論です。だからこそ、次に解説する「組合ごとの組織的な違いや付加サービス」を注視する必要があります。

📌 この章の重要ポイント
  • 出資金はどちらの組合も1社につき1万円で、退会時にはそのまま全額返還される。
  • 年会費やカード発行維持手数料、振替手数料などは両組合とも「完全無料」で一致している。
  • 後払いの精算サイトも両者「月末締め翌々月末口座引落し」で同等のキャッシュフロー改善効果がある。

比較ポイント③:組合としての規模と信頼性、付加サービスの違い

出資金やカードの年会費といった目に見える金銭コストには差がありませんが、運営している「協同組合自体の特徴や事業規模、歴史、得意分野」にはいくつかの明確な違いがあります。これらの違いは、将来的なビジネスパートナーとしての信頼性や、他の事業領域でのシナジーに影響を与えます。

高速情報協同組合の特徴と強み

高速情報協同組合は、福岡県北九州市に本部を構え、創業から長年にわたり中小企業の経費削減支援に特化してきた協同組合です。名前の通り、特に「高速道路(ETCカード)」や「ガソリンカード」の共同購買事業において非常に長い歴史と実績を有しています。

  • 手続きのシンプルさと迅速さ:長年にわたりガソリンカードとETCカードに特化した運営を行ってきたため、資料請求から加入手続き、カード発送に至るまでの社内フローが非常に洗練されています。無駄なヒアリングや呼び出し、審査に必要な書類の往復が少なく、郵送手続きを非常に迅速に進めることができるため、「なるべく早くカードを手元に欲しい」「忙しいので無駄なやり取りを省きたい」という事業主にとっては非常に安心感があります。
  • 特化型ならではの親身な対応:主力のETCカードとガソリンカードのサービスにリソースを集中させているため、カードの枚数追加手続きや、退会時の出資金返還手続きなどに関して、電話やメールで問い合わせた際のスムーズなオペレーションに定評があります。マニュアル化された淡々とした対応ではなく、中小企業の声をよく聞き取る温かみのあるサポートが特徴です。

エヌ・ビー・シー協同組合の特徴と強み

一方、エヌ・ビー・シー(NBC)協同組合は、東京都品川区に本部を置き、全国に支店を展開する非常に規模の大きな総合型の協同組合です。カードの共同購買だけでなく、多角的な事業展開を行っているのが特徴です。

  • 外国人技能実習生・特定技能制度の受入れ実績:エヌ・ビー・シー協同組合の最大の特徴は、外国人技能実習生の受入れ監理団体、および特定技能外国人の登録支援機関として、日本最大級の実績を有しているという点です。これまでに数千人以上の実習生受け入れをサポートしており、アジア各国の送出機関とのパイプが極めて太いです。建設業、製造業、介護サービス業、農業など、深刻な人手不足に悩む業界の組合員に対し、外国人労働者の確保から生活・業務サポートに至るまで、手厚い総合コンサルティングを提供しています。
  • 多角的な共同購買による経営サポート:規模の大きさを活かし、ガソリンや高速代だけでなく、オフィス用の複合機や事務用品、ビジネスフォンの共同購入、Web制作支援、さらには賠償責任保険などの損害保険の団体割引プログラムなど、中小企業のバックオフィス業務全般に対する割引プログラムを幅広く提供しています。

このように、高速情報協同組合が「ガソリンカード・ETCカードという移動経費削減に特化したシンプルで手続きが早い組合」であるのに対し、エヌ・ビー・シー協同組合は「外国人労働者の確保など、中小企業の経営課題全般に対して手広いソリューションを提供する総合型の巨大組合」という特徴を持っています。そのため、単に車の経費削減だけが目的であれば高速情報協同組合の軽快さが魅力的ですし、将来的に外国人実習生の採用やその他の経営サポートも視野に入れているのであればエヌ・ビー・シー協同組合とのパイプを作っておくことが有益になります。

📌 この章の重要ポイント
  • 高速情報協同組合はガソリン・ETCカード特化型で、手続きが迅速かつオペレーションがシンプル。
  • エヌ・ビー・シー協同組合は総合型で、外国人技能実習生や特定技能の受け入れ監理において日本有数の実績を誇る。
  • 単純な経費削減のみを目指すなら高速情報、人材確保や多角的な経営支援も期待するならNBCが適している。

出資金返還手続きの具体的な流れと法的な背景

両協同組合の比較を進める上で、契約者が一番気になる「一時的に預ける出資金10,000円はどのように返ってくるのか」という詳細な払い戻し手続きの流れについて説明します。

日本の「中小企業等協同組合法」において、組合員は自由に組合を脱退する権利が保障されており、脱退時にはその持分(出資金)の払い戻しを請求できることが法律上定められています。そのため、どちらの組合であっても「解約したのに出資金が戻らない」ということは絶対にありません。しかし、その処理手順には協同組合独自の法的なルールが存在します。

返金完了までの4つの基本ステップ

  1. 退会届(脱退届)の請求と提出:解約したい旨を組合窓口に連絡し、送られてくる指定用紙に記入・押印(法人の場合は届出の実印が必要)して返送します。その際、手元のガソリンカードはすべて物理的にハサミを入れて返却します。
  2. 事業年度末の決算処理:協同組合法に基づき、出資金の返還手続きは、その組合の事業年度が終わった後の決算承認を待つ必要があります。
  3. 通常総会での承認:毎年1回開催される通常総会において、脱退者の出資金払い戻しが決議承認されます。通常、この総会は事業年度終了から2〜3ヶ月以内に開催されます。
  4. 銀行口座への満額振込:総会決議後、指定の口座に全額が振り込まれます。送金手数料などは組合側が負担するため、差し引きされることなくぴったり1万円が還ってきます。

このように、退会申請をしたタイミングが組合の決算期の直後であった場合、次の総会まで長期間(最大で半年〜1年近く)待つことになるケースがあります。そのため、「今すぐ1万円が現金として手元に必要だから解約する」といった急な現金化は難しい点だけは注意が必要です。これは高速情報協同組合でもエヌ・ビー・シー協同組合でも同様のルールとなっています。

申し込み手続きと必要書類の比較

実際にそれぞれのカードを作る際に、どのような手続きや書類が必要になるのかも、忙しい事業主にとっては気になるポイントです。ここも両組合で比較してみましょう。

協同組合のガソリンカードはクレジットカード会社の審査はありませんが、「組合に加入する」という手続きが必要なため、登記簿謄本や開業届といった公的な書類の提出が必要となります。一般のカード申し込みよりも少し提出書類が多いため、事前に手元に揃えておくとスムーズです。

法人の場合の必要書類

  • 商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書)のコピー:原則として発行から3ヶ月以内のものが必要です。
  • 法人の実印(代表者印)が捺された組合加入申込書および口座振替依頼書:組合から届く書類に記入します。
  • 代表者個人の身分証明書コピー:運転免許証やマイナンバーカードなど。
  • 給油予定車両の車検証のコピー:カードには車両番号が登録されるため、実際に給油する営業車の車検証が必須となります。

個人事業主の場合の必要書類

  • 税務署の発行印がある開業届のコピー、または直近の確定申告書の控えコピー:事業を行っている実態の証明として必要です。
  • 代表者個人の身分証明書コピーおよび住民票の写し(組合によって異なります)。
  • 給油予定車両の車検証のコピー:法人と同様に、営業車の車検証が必要です。

手続きの流れとしては、どちらの組合も「WEBサイトから資料請求(無料)」を行い、数日後に郵送で届く申込書類に必要事項を記入し、上記の添付書類と同封して返送する形式をとっています。書類に不備がなければ、返送から約2週間〜3週間程度で手元にガソリンカードが届きます。手続きスピードに関しては、ガソリン・ETCカードに特化している高速情報協同組合のほうが、事務処理のステップが簡略化されているため、若干早くカードが届くという口コミが多い傾向にあります。

【Q&A】比較にあたってよくある質問と回答

高速情報協同組合とエヌ・ビー・シー協同組合の比較や併用に関して、よくある質問と回答をまとめました。

Q. 両方の協同組合に加入して、2種類のガソリンカードを併用することは可能ですか?

A. はい、可能です。
それぞれの組合に別々に資料請求し、加入手続きを行うことで、高速情報協同組合のカード(出光系列)とエヌ・ビー・シー協同組合のカード(ENEOS系列)を両方所有することができます。この場合、それぞれの組合に対して出資金10,000円が必要となるため、初期費用は計20,000円となりますが、両組合を退会する際にはそれぞれ全額返還されます。自社の営業エリアによってスタンドを使い分けたい場合、非常に有効な併用方法となります。

Q. 代表者個人の信用情報(過去のクレジット履歴など)に不安があっても作れますか?

A. はい、作れる可能性が非常に高いです。
このカードはクレジットカード会社が発行するものではなく、協同組合の共同購買枠を利用したハウスカードです。代表者個人の信用情報の調査(いわゆるCICなどの個人信用情報機関への照会)を行わないため、過去の支払い履歴に問題がある場合でも、組合員としての加入要件を満たし、必要書類を提出できれば問題なくカードが発行されます。一般的な信販審査で落ちてしまった事業者様には、特におすすめの解決策です。

Q. 別の組合から乗り換える際、既存のカードが使えなくなる空白期間はありますか?

A. 手順を工夫すれば、空白期間なしで乗り換え可能です。
まず新しい組合へ資料請求と申し込みを行い、新しいガソリンカードが手元に届いて利用可能になったことを確認してから、古い組合へ退会(解約)の手続きを申し出るようにしましょう。この順番で行えば、給油ができない空白期間は1日も発生しません。古い組合への出資金1万円は、退会手続き完了後、数ヶ月以内に指定口座へ全額返還されます。

Q. カードを紛失した場合の再発行費用や、盗難時のセキュリティ対応はどうなっていますか?

A. 不正利用に対する保険は自動で付帯していますが、物理カードの再発行実費として数百円の手数料がかかります。
万が一カードを紛失した際は、直ちに組合のサポートダイヤルへ連絡し、カードの利用停止措置を行ってください。連絡を入れた時点から一定期間の不正利用については盗難保険で全額カバーされます。ただし、新しいプラスチックカードの再発行には300円〜500円程度の手数料が発生します。

【結論】高速情報協同組合とエヌ・ビー・シー協同組合はどちらを選ぶべき?

ここまでの比較分析を踏まえ、どのような事業者がどちらの組合を選ぶべきなのか、明確な結論をまとめました。自社のビジネス環境や将来の展望に照らし合わせて、最適な組合を選択する際の判断基準にしてください。

高速情報協同組合を選ぶべき事業者

以下に該当する企業や個人事業主は、高速情報協同組合でのガソリンカード発行を強くおすすめします。

  • 日常的に出光・昭和シェル(アポロステーション)をよく使う:自社のすぐ近くや、いつもの走行ルート沿いに出光・シェル系列のガソリンスタンドがある場合です。
  • 長距離の移動や高速道路での走行が多い:高速道路のSA・PA内にある出光系列のガソリンスタンドで、店頭の高い価格に左右されずに「組合統一価格」の恩恵をフルに受けたい場合です。
  • 手間をかけずにカードだけを素早く手に入れたい:余計な営業連絡などを好まず、シンプルにカードの発行手続きと経理の効率化だけをスムーズに済ませたい事業主に向いています。

\ 出光・昭和シェルで使える!初期費用1万円は退会時返還 /

クレジット審査なし!法人ガソリンカード

エヌ・ビー・シー(NBC)協同組合を選ぶべき事業者

一方、以下に当てはまる場合は、エヌ・ビー・シー協同組合のガソリンカードを検討するのが賢明です。

  • 日常的にENEOS(エネオス)を頻繁に利用する:自社の駐車場から最も近いスタンドがENEOSである場合や、ルート配送中にENEOSの店舗網の多さを活用したい場合です。
  • 将来的に「外国人技能実習生」や「特定技能」の受入れを予定している:建設業や介護、農林水産業、工場などの業種で、人手不足を見据えて外国人労働者の採用監理団体と今からしっかりとした繋がりを作っておきたい企業です。
  • オフィス備品や通信機器の導入など、共同購買を幅広く活用したい:オフィスのトータルなコストカットに関心がある場合です。

繰り返しになりますが、どちらか一方が圧倒的に優れていて、もう一方が劣っているということはありません。基本的には「自社の営業ルートで給油しやすいスタンドのブランドがどちらか」という実利的な要素を最優先し、サブの要素として「外国人技能実習生制度などの他の事業連携の必要性」を加味して決定すれば、導入後に後悔することは絶対にありません。

まとめ:最適な組合を選んで、無駄な給油経費と事務作業をカットしよう

高速情報協同組合とエヌ・ビー・シー協同組合は、ともに「クレジットカード会社の審査で落ちてしまった新設法人・個人事業主」に対して、独自の審査基準で法人ガソリンカードをお届けする非常に心強い組織です。最後にポイントを振り返りましょう。

  • 金銭面のスペックは同一:出資金1万円(脱退時返金)のみで、年会費や手数料はずっと無料。翌々月末引き落としの後払い仕様も同じです。
  • 提携SSブランドが選択の分かれ目:出光・昭和シェル(アポロステーション)の店舗網と高速道路上の利便性を取るなら「高速情報協同組合」、日本最大のENEOS店舗網を広く使うなら「エヌ・ビー・シー協同組合」が適しています。
  • 付加価値の違い:カードの導入と手続きスピードを重視するなら「高速情報協同組合」、外国人技能実習生の受け入れなど総合的な支援を受けるなら「エヌ・ビー・シー協同組合」が有利です。

ガソリンカードの導入は、毎月の経費削減につながるだけでなく、ドライバーの仮払いや領収書のファイリング、経理の仕訳入力といった膨大な事務工数を一挙に削減してくれる最高の方法です。維持費はどちらの組合も永年無料ですので、どちらが自社にとって使い勝手が良いか、まずはそれぞれの公式サイトから無料の資料を取り寄せて、パンフレットや申込書の内容を比較検討してみてはいかがでしょうか。

高速情報協同組合 法人ガソリンカード

クレジット審査なし!法人ガソリンカード

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